FXがはじめての方へ

強制ロスカット

強制ロスカット
より大きな含み損に耐えられるという観点からも、海外FXのハイレバ取引環境が優れていることが伺える。

IBについて

Interactive Brokers ®, IB SM , InteractiveBrokers.com ®, Interactive Analytics ®, IB Options Analytics SM , IB SmartRouting SM , PortfolioAnalyst ®, IB Trader Workstation SM and One World, One Account SM are service marks and/or trademarks of Interactive 強制ロスカット Brokers LLC. Supporting documentation for any claims and statistical information will be provided upon request. Any trading symbols displayed are for illustrative purposes only and are not intended to portray recommendations.

The risk of loss in online trading of stocks, options, futures, currencies, foreign equities, and fixed 強制ロスカット Income can be substantial.

Options involve risk and are not suitable for all investors. For more information read the Characteristics and Risks of Standardized Options, also known 強制ロスカット as the options disclosure document (ODD). Alternatively, call 312-542-6901 to receive a copy of the ODD. Before trading, clients must read the relevant risk disclosure statements 強制ロスカット on our Warnings and Disclosures page. Trading on margin is only for experienced investors with high risk tolerance. You may lose more than your initial investment. For additional information about rates on margin loans, please see Margin Loan Rates. Security futures involve a high degree of risk and are not suitable for all investors. The 強制ロスカット amount you may lose may be greater than your initial investment. Before trading security futures, read the Security Futures Risk Disclosure Statement. Structured products and fixed income products such as bonds are complex products that are more risky and are not suitable for all investors. Before trading, please read the Risk Warning and Disclosure Statement.

お取引ルール

岡三オンラインFX取引には、「セルフコース」、「サポートコース」があります。
「セルフコース」とは、専任のアドバイザーをつけずに、ご自身でお取引をしていただくコースとなります。サポートコースに比べ取引手数料が割安のコースです。
「サポートコース」とは、専任のアドバイザーから投資アドバイスや発注に関する手続き等のサポートを受けながらお取引をしていただくコースとなります。新たに投資を始めたい方、パソコン操作が苦手な方に適したコースです。
「サポートコース」でのお取引をご希望される場合は、「セルフコース」で口座開設後、取引コースを変更いただく必要があります。手続方法は、以下「(4)取引コースの変更」をご確認ください。

(4) 取引コースの変更

  • 1. 変更基準
    サービスなどの内容を理解していること。
  • 2. 変更方法等
    • 当社コンタクトセンターにお電話にてお申込みください。
    • 当社よりお送りする「取引所証拠金取引口座における取引コースの設定変更申込書」にご記入・ご捺印のうえご返送ください。当社で内容を確認後、口座コースの変更手続きを行います。
    • ※ 取引コースの変更を行った場合、注文中の手数料は、コース変更前に行った取引チャネルの金額が引継がれますのでご注意ください。

    (5) 口座開設までの流れ

    • 1. 当社「証券総合取引口座」の開設がお済みでないお客さまは、こちらより、お申込みください。
    • 2. 当社Webサイトにて「為替証拠金取引口座設定約諾書」、「取引所為替証拠金取引に関する確認書」、「注意喚起文書 兼 取引所為替証拠金取引説明書」、「取引所為替証拠金取引約款」、「岡三オンラインFX取引ルール」および「重要事項のご確認」の内容を十分にご理解ください。
    • 3. 日本株取引システムの「岡三オンラインFX取引口座開設申込」より必要事項をご入力のうえ、お申込みください。
    • 4. 当社が必要と認めた場合には、電話等によるヒアリング審査を行います。
    • 5. 審査結果を日本株取引システムのログイン後メッセージに掲載しますのでご確認ください。
    • 6. 審査を通過されたお客さまは「岡三オンラインFX取引口座」を開設します。
    • ※ 審査にあたり確認のため当社からご連絡させていただく場合がございます。また、口座開設基準を満たしていても社内審査によりご希望にそえないことがあります。当社はその理由について開示いたしませんので、ご了承ください。

    (6) レバレッジコース

    岡三オンラインFX取引には、「通常コース(個人)」、「レバレッジ1倍コース」、「通常コース(法人)」があります。
    個人のお客さまは、口座開設時に「通常コース(個人)」、「レバレッジ1倍コース」のいずれかをご選択していただきます。
    法人のお客さまは、「通常コース(法人)」となります。

    (7) レバレッジコースの変更

    • 1. 申込基準
      申込時点において、建玉および発注中の注文がないこと。
    • 2. 申込方法等
      • 当社コンタクトセンターにお電話にてお申込みください。
      • お申込み後、社内審査を通過されたお客さまは、レバレッジコースの変更手続きを行います。
      • ※ レバレッジコースの変更を行った場合、ロスカット基準値およびアラート基準値は、コース変更前の設定値が引継がれますのでご注意ください。また、レバレッジコースを通常(個人)へ変更した場合、「最大レバレッジ25倍」が適用されます。

      2. 岡三オンラインFX取引における基本的事項

      • (1) 岡三オンラインFX取引口座を開設されますとMRF(マネー・リザーブ・ファンド)はお取扱いできません。岡三オンラインFX取引口座開設時にMRFのお預り残高はすべて返還(売却)し、MRF累積投資口座は解約いたします。
      • (2)

      3. 取引通貨、取引単位

      (1) 注文の種類および執行条件

      注文の種類

      強制ロスカット
      注文の種類 詳細
      単一注文 一般的な注文方法で、「通貨ペア」、「数量」、「売・買の別」、「執行条件」および「有効期限」等を指定して発注する注文方法です。
      IfDone注文 原注文(If注文)が成立すると、自動的に予約注文(Done注文)が発注される注文方法です。
      OCO注文 「one cancel the other order」の略で、二つの注文で一組の注文となり、一方の注文が成立したらもう一方の注文は自動的に取消となる注文方法です。
      IfDoneOCO注文 「IfDone注文」と「OCO注文」を組合せた注文方法で、If注文が成立した場合に有効となるDone注文をOCO注文で発注する注文方法です。
      ストリーミング注文 発注する際に提示されているレート(提示レート)で取引を成立させる注文方法です。ただし、相場の変動等により取引が成立せず、注文が失効となる場合があります。ストリーミング注文は、発注の際に確認画面が表示されませんので十分ご注意ください。
      連続注文 取引が成立していない注文に対し、当該注文(親注文)に紐付ける単一またはOCOの注文(子注文)を複数入力することが可能な注文方法です。子注文は、親注文が成立するまでの間は待機注文として取扱われ取引が成立すると自動的に発注されます。

      (2) 注文の有効期限

      (3) 取引時間

      プレオープン時間帯 付合せ時間帯
      通常時 月曜日 6:10 ~ 7:10 7:10 ~ 翌6:55
      火曜日~木曜日 7:45 ~ 7:55 7:55 ~ 翌6:55
      金曜日 7:55 ~ 翌6:00
      サマータイム
      適用時
      月曜日 6:10 ~ 7:10 7:10 ~ 翌5:55
      火曜日~木曜日 6:45 ~ 6:55 6:55 ~ 翌5:55
      金曜日 6:55 ~ 翌5:00
      強制ロスカット

      強制ロスカット 強制ロスカット
      プレオープン時間帯 付合せ時間帯
      通常時 月曜日~木曜日 10:20 ~ 10:30 10:30 ~ 翌6:25
      金曜日 10:30 ~ 翌5:30
      サマータイム
      適用時
      月曜日~木曜日 10:20 ~ 10:30 10:30 ~ 翌5:25
      金曜日 10:30 ~ 翌4:30

      強制ロスカット
      プレオープン時間帯 付合せ時間帯
      通常時 月曜日~木曜日 12:20 ~ 12:30 12:30 ~ 翌6:25
      金曜日 12:30 ~ 翌5:30
      サマータイム
      適用時
      月曜日~木曜日 12:20 ~ 12:30 12:30 ~ 翌5:25
      金曜日 12:30 ~ 翌4:30

      (4) 取引日・受渡日

      5. 建玉上限

      6. 証拠金

      (1) 証拠金の前受け

      岡三オンラインFX取引は完全前受制です。新規建は「発注可能額」の範囲内とし、決済は建玉の範囲内とします。
      必要証拠金の拘束は建玉と注文の両方に対して行われます。
      決済注文は、決済することで余力が不足する場合であっても決済可能です。
      また、岡三オンラインFX取引で差入れまたは預託していただく証拠金は全額現金のみとさせていただきます。代用有価証券での差入れまたは預託は承っておりませんので予めご了承ください。

      PayPay証券 10倍CFDについて

      利益金額(含み益)の指定について 利益金額(含み益)の指定は、CFD銘柄ごとの未決済建玉の1%以上から100円単位での指定ができます。
      また、利益金額の指定には最低設定金額を設けております。その計算は利益金額(含み益)の百円未満を切り上げて計算し、切り上げ後の金額が発注時点で1%以上となる場合は、当該切り上げ後の金額に100円を加算した金額が最低設定金額となります。
      なお、利益金額の上限は999,900円まで指定できます。 有効期限について 条件付決済注文の「有効期限」は条件付決済注文が有効な期限のことで、基本的に原資産となっている株価指数先物銘柄の限月の最終取引日前日を設定させていただいております。
      また、お客様による有効期間の指定はできません。
      なお、10倍CFDは流動性を考慮して当社の判断で最終取引日を変更する場合があります。 注文受付時間について 条件付決済注文の受付は、当社のシステムメンテナンス時を除き、24時間365日となります。
      ただし、原資産の限月切替日の午前6時59分から午前8時の間(夏時間は午前5時59分から午前7時の間)は通常の10倍CFDの取引時間、日本時間の午前8時~翌朝6時59分 (夏時間:午前7時~翌朝5時59分)と同様の受付時間となります。

      注文の約定、訂正、取消等について

      条件付決済注文の約定について 注文受付後、取引時間内において30秒ごとに利益金額(含み益)の判定が行われ、条件を満たした場合に約定となります。約定結果は取引履歴画面で条件付決済として、残高履歴画面で決済損益として確認できます。 設定済金額の訂正について 「条件付決済注文」設定済の場合、アプリはリアルタイム損益画面に、CFD取引サイトはトップ画面に「条件付決済注文あり」のアイコンが表示されます。こちらの状態で「条件付決済注文」ボタンをタップ後「条件付決済注文」画面で設定済みの利益金額(含み益)を変更し訂正ができます。 条件付決済注文の取消について 訂正と同様に「条件付決済注文」ボタンをタップ後の「条件付決済注文」画面で条件付決済注文の取消ができます。
      また、条件付決済注文を設定済みの銘柄を決済したときも取消となります。
      なお、条件付決済注文を設定済みの銘柄を追加で新規建(追撃)をする場合、お客様に当該条件付決済注文を取消していただきます。(追加建約定後にあらためて条件付決済注文が設定できます。) 条件付決済注文の失効について 条件付決済注文は強制決済及びロスカット判定となった時点で失効となります。
      また、有効期限を過ぎた場合も失効となります。(あらためて条件付決済注文が設定できます。) 注文状況の確認方法について アプリはメニューボタンから、CFD取引サイトはヒストリーから、条件付決済注文履歴を選択いただき確認できます。
      注文履歴の摘要欄に注文、訂正、取消、失効、約定の注文状況が表示されます。

      海外FXの”強制ロスカット水準”とは?証拠金維持率やロスカットルールを完全解説!

      海外FXのロスカットについて徹底まとめ

      国内業者楽天証券では証拠金維持率100%未満で新規注文できない

      より大きな含み損に耐えられるという観点からも、海外FXのハイレバ取引環境が優れていることが伺える。 強制ロスカット 強制ロスカット

      また楽天証券をはじめとした国内の証券会社では「 証拠金維持率が100%未満の時に新規エントリーできない 」という取り決めもある。

      海外FX業者のおすすめ6選


      関連記事:海外FX歴10年の私が選ぶ”絶対”おすすめの海外FX業者6選!
      トレード歴や手法毎に、おすすめの海外FX業者を厳選して紹介している。

      海外FX業者のロスカット水準・最大レバレッジ比較

      強制ロスカット
      業者名ロスカット水準最大レバレッジロスカットまでの許容pips目安(※1)
      証拠金維持率20%以下最大888倍47.8pips
      証拠金維持率0%以下最大400倍50.0pips
      証拠金維持率20%以下最大500倍46.0pips
      証拠金維持率20%以下最大400倍45.0pips
      証拠金維持率30%以下最大500倍44.0pips
      証拠金維持率100%以下最大500倍25.0pips
      証拠金維持率100%以下最大200倍0pips(※2)
      証拠金維持率20%以下最大3000倍49.3pips
      証拠金維持率50%以下最大1000倍45.0pips

      (※1) ロスカットまでの逆行pipsは【口座資金10万円、ドル円(100円/ドル)20万通貨(2lot)エントリー】した場合で計算している。
      (※2) Tradeviewの場合、エントリーを試みた瞬間に「口座資金=必要証拠金(=有効証拠金0円)」になるため、そもそもエントリーできない

      証拠金維持率0%までロスカットされないのはiFOREXだけ

      数ある海外FX業者の中でiFOREXだけが証拠金維持率0%以下のロスカット水準を採用している。

      「口座残高=含み損」になるまでポジション保持できるので、ロスカットされる時は口座残高が0円になる時

      ギリギリのきわっきわまでポジション保持OKということで、管理人は「資金が倍orゼロの一発トレード」の時に重宝している。

      iFOREXその他の特徴まとめ

      • 運営歴20年で最も歴史のある海外FX業者
      • レバレッジ400倍で追証なし
      • 100%の入金ボーナスあり
      • 固定スプレッド制採用
      • 数千万円の出金報告多数
      • 口座開設は1分。すぐに始めれる
      • 完全日本語対応

      「最大レバレッジ÷ロスカット水準」が大きいほど許容pipsが大きい傾向がある

      iFOREX(ロスカット水準0%)以外の海外FX業者の許容pipsは「最大レバレッジ÷ロスカット水準」の数値に比例して大きくなる傾向がある。

      • FBS
        →最大レバレッジ3,000倍÷ロスカット水準20%=15,000ポイント
      • XM
        →最大レバレッジ888倍÷ロスカット水準20%=4,440ポイント

      と「最大レバレッジ÷ロスカット水準」の値も大きくなっていることがわかる。
      (次に許容pipsが大きいTitanFXは「最大レバレッジ÷ロスカット水準」が2,500ポイント

      このような事態に陥らないように、海外FX業者を選ぶ際にはロスカット水準や耐えられる許容pipsも確認するようにしてほしい。

      FXの証拠金維持率とは。ロスカットやレバレッジ、必要証拠金との関係や計算方法も解説

      FXの証拠金維持率とは。ロスカットやレバレッジ、必要証拠金との関係や計算方法も解説

      ・ロスカットに関係のある証拠金維持率
      「証拠金維持率」は、FX取引を行うなかで出てくる言葉です。数式による定義では 「証拠金維持率=純資産÷必要証拠金×100(%)」 のように表すことができます。FXでは、損失が広がると自動的にポジションを清算する「ロスカット」という仕組みがあります。証拠金維持率は、このロスカットの仕組みに関係のある数字です。この仕組みを知らなければ、いつのまにか損失が広がってポジションが無くなってしまった、というようなことになりかねません。

      ・レバレッジと必要証拠金
      証拠金維持率の中身について、もう少し詳しくみていきましょう。 FX(外国為替証拠金取引)は、顧客が証拠金として資金を預け、その何倍もの金額で外国通貨を売買する取引 です。取引の対象となる外国通貨としては、ドルやユーロなどがよく知られています。

      現在、個人の場合では預けた証拠金の25倍となる金額までの取引が可能となっています。25倍というような倍率は「レバレッジ」と呼ばれる数字です。レバレッジが25倍ということは言い換えると、 証拠金は取引する外国通貨の金額に対して、4%以上が必要 ということになります。

      レバレッジはFX業者によって、1倍から25倍まで様々に選択することが可能です。「必要証拠金」とは、あるレバレッジのもとで、一定額の取引をするのに最低限必要な証拠金の額を指します。また「純資産」は数式で表すと「預託証拠金残高+約定評価損益-出金予約額」。預けた証拠金に、現在保有しているポジションの利益を加えたり、証拠金から損失の額を差し引いたりしたものです。つまり 損失が出ている場合には、預けた証拠金から損失分が差し引かれてしまう のです。

      ・損失が広がると証拠金維持率が100%を下回ることも
      もう一度数式を確認してみましょう。「証拠金維持率=純資産÷必要証拠金×100(%)」という関係のなかでは、損失が広がると純資産の額は減っていきます。預けた証拠金から損失を差し引いた額が、必要証拠金を上回っていれば、証拠金維持率は100%を超えることになります。 損失が広がっていくと、純資産が必要証拠金を下回り、100%より小さくなること もある のです。

      ロスカットとは

      ロスカットとは

      ・投資家を保護するロスカットルール
      FXは預けた証拠金の、25倍もの金額で取引できるようになっています。少ない資金で大きな利益を出せるのですが、同時に損失も大きくなる可能性があるのです。FX取引では、この 損失拡大を食い止める仕組みとして「ロスカット」が存在 します。損失が広がり、あらかじめ定めておいた証拠金維持率の水準を下回ると、保有するポジションが自動的に清算されるという仕組みです。ロスカットとなる水準は、決められた範囲内で自分で決めることができます。

      もしロスカットの仕組みが無かったとしたらどうなるでしょうか。損失がいくら大きくなっても、ポジションが自動で清算されることがありません。知らないうちに思ってもみなかった巨額の損失を被ることもあり得るのです。レバレッジが25倍なら、最低限必要な証拠金は取引する金額の4%。損失の額が預けた証拠金の金額を大きく上回るということは、いつでも起こり得ると考えられます。 ロスカットは、投資家を保護するためのルールとして機能している のです。

      ・高いレバレッジでは追加証拠金のルールも
      ちなみにロスカットよりも早めに適用される「追加証拠金」というルールも存在します。楽天FXでは、レバレッジが25倍となる「スタンダード25倍コース」で適用されます。こちらは毎日の取引時間終了時点で証拠金維持率が100%を下回った場合に、追加の証拠金が必要になるというルールです。追加証拠金が必要になった際には、ポジションを解消するか、期限までに必要な証拠金を追加することになります。何も対応をしなかった場合には、こちらも強制決済となります。

      ロスカットと証拠金維持率の関係

      ロスカットと証拠金維持率の関係

      ・必要証拠金の額
      楽天FXで「レバレッジ10倍コース」を選択したとしましょう。レバレッジが10倍なので、必要証拠金は取引金額の10分の1、つまり10%となります。そして取引する通貨ペアはドル/円としましょう。1ドルが110円という為替レートで、1万ドルを買うと、110万円になります。このとき最低限必要な証拠金、つまり必要証拠金は110万円の10%で、11万円と計算できます。1ドル110円のときに1万ドルの取引をするには、11万円以上を預けておけばよいということです。

      ・ロスカットとなる証拠金維持率の水準
      ロスカットとなる証拠金維持率の水準は、レバレッジ10倍コースの場合、40%~95%の間で決めることができます 。ここでは50%としておきましょう。証拠金維持率が50%を下回るということは、証拠金の金額が必要証拠金の50%となる額を下回るということです。

      ・取引例
      具体的な取引で証拠金維持率が50%となるのはいつか考えてみましょう。

      為替レートが「A円」値下がりしたものとして方程式を作成 してみましょう。預けた証拠金は「15万円-A円×1万円」と表せます。一方、必要証拠金は「11万円-A円×0.1万円(1,000円)」です。

      「証拠金維持率50%」となるのは、預けた証拠金(15万円-A円×1万円)が必要証拠金 (11万円-A円×0.1万円(1,000円))の50%の金額になるとき です。つまり、方程式は次のとおりです。

      (15万円-1万円×A円)÷(11万円-0.1万円×A円)×100%=50%

      計算していくと「(15-A)÷(11-0.1A)=0.5」となり、「A=10」と求められます。つまり証拠金維持率が50%となるのは、 ドル円が10円値下がりして100円になったとき です。

      証拠金維持率が50%になるとき

      証拠金維持率が50%になるとき

      ロスカットでの落とし穴

      ロスカットでの落とし穴

      ロスカットにより自動的に清算されたとしても、タイミングによって執行されるレートが大きくずれてしまうことがあり得るのです。ときには預けた証拠金以上の損失が出る こともあります。FXは少ない資金で大きな利益を狙える取引ですが、その反面こうしたリスクがあることも意識しておきましょう。

      証拠金の必要額を調べるには

      証拠金の必要額を調べるには

      必要証拠金の額は、FX取引を始めるときにも、証拠金維持率を計算するときにも使用します。いつでも自分で調べられるようにしておくとよいでしょう。ドル/円やユーロ/円など、円が絡んだ取引では計算も簡単です。まず 取引金額は、為替レートと通貨の量を掛けること で求めます 。1ドル110円で1万ドル、つまり1万通貨であれば110円×1万通貨で110万円と求められます。

      必要証拠金はレバレッジによって異なります が、レバレッジが25倍であれば、取引金額の4%です。1÷25×100(%)を計算したものです。同様にレバレッジが10倍であれば、1÷10×100(%)を計算して10%とわかります。1ドル110円で1万通貨、110万円の取引をレバレッジ10倍で実行するのであれば、10%の11万円が必要証拠金と計算できるわけです。

      ただ円が絡まない、ユーロ/ドルやポンド/ドルなどでは、自分で計算するには手間がかかるかもしれません。 楽天FXの場合、トップページの表に各通貨ペアの為替レートやスワップ と並んで、必要証拠金の額が表示 されています。たとえばユーロ/ドルの、レバレッジ25倍における必要証拠金が、1,000通貨5,156円などと表示されています。これをもとに取引金額やレバレッジの違いを考えながら計算すると、実際の必要証拠金が求められるでしょう。

      初心者がFX取引を行うときの注意点

      初心者がFX取引を行うときの注意点

      もうひとつ気を付けたいのが「流動性リスク」。FX取引では「スプレッド」といって、売るときの値段と、買うときの値段に差が付けられています。 取引の少ない通貨ペアを売買するときや、相場に急激な変動が起こったときなどは、スプレッドが大きくなります 。思った値段で取引できない可能性があるので、意識しておきましょう。

      「証拠金維持率」と「ロスカット」。FXを始める際には、これらのキーワードをよく理解し、自分で計算できるようにしておきたいものです。資金の安全性をしっかりと管理することができます。わけがわからないまま大きな損失を出してしまう、ということだけは避けましょう。余裕資金でより大きく資産を増やしたい。そんなときには、楽天証券FXがおすすめ。ニュージーランドドルや南アフリカランドなど、高金利通貨の保有で利益を上げることも可能です。必要な証拠金の額を計算して、スタートしてみましょう。

      関連記事

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次
閉じる