初心者が取引しやすい通貨ペアは
ドル/円 通貨ペア
1ドル = 102円
これは1ドルが102円に等しいことを意味します。
外国為替市場では、「主要通貨ペア」と「クロス通貨ペア」の主な2通貨ペアに分類されます。世界各国の通貨は、アルファベット3文字で表されます。例えば、JPYは円の略です。
通貨記号 | 国 | 初心者が取引しやすい通貨ペアは通貨 |
USD | 米国 | 米ドル |
EUR | ユーロ圏 | ユーロ |
JPY | 日本 | 円 |
GBP | イギリス | ポンド |
CHF | スイス | スイスフラン |
CAD | カナダ | カナダドル |
AUD | オーストラリア | 豪ドル |
NZD | ニュージーランド | ニュージーランドドル |
主要通貨ペア
以下の通貨ペアは、「主要」または「メジャー」通貨ペアとして知られています。これらの通貨ペアは、片側に米ドルを含んでおり、最も頻繁に取引されている通貨ペアです。メジャー通貨ペアは、世界で最も流動性の高く広く取引されている通貨ペアであるため、取引高が最高(買い手と売り手の数が最も多い)となっています。
通貨ペア | 国 |
ユーロ/米ドル | ユーロ圏/米国 |
米ドル/円 | 米国/日本 |
英ポンド/米ドル | イギリス/米国 |
米ドル/スイスフラン | 初心者が取引しやすい通貨ペアは米国/スイス |
米ドル/カナダドル | 米国/カナダ |
豪ドル/米ドル | オーストラリア/米国 |
ニュージーランドドル/米ドル | ニュージーランド/米国 |
特徴
- 流動性が高い
- 変動が多い
- 出来高が多い
- 毎日の外国為替市場の出来高の80%を占める
- 市場操作による影響が少ない
- スプレッドが低い
クロス通貨ペア
米ドル(USD)が含まれていない通貨ペアは、「クロス通貨ペア」または単に「クロス」と呼ばれています。最も頻繁に取引されているクロス通貨ペアは、米ドル以外の3つの主要な通貨であるユーロ、円、英ポンドで成り立っています。
通貨ペア | 国 |
ユーロ/スイスフラン | ユーロ圏/スイス |
ユーロ/英ポンド | ユーロ圏/イギリス |
ユーロ/カナダドル | ユーロ圏/カナダ |
ユーロ/豪ドル | ユーロ圏/オーストラリア |
ユーロ/ニュージーランド・ドル | ユーロ圏/ニュージーランド |
ユーロ/円 | ユーロ圏/日本 |
英ポンド/円 | イギリス/日本 |
スイスフラン/円 | スイス/日本 |
カナダドル/円 | カナダ/日本 |
豪ドル/円 | オーストラリア/日本 |
ニュージーランドドル/円 | ニュージーランド/日本 |
英ポンド/スイスフラン | イギリス/スイス |
英ポンド/豪ドル | イギリス/オーストラリア |
英ポンド/カナダドル | イギリス/カナダ |
英ポンド/ニュージーランドドル | イギリス/ニュージーランド |
特徴
- 流動性が低い
- 変動が多い
- 市場操作による影響がより高い
- 政治や金融情勢の急変に対する感度の高リスク
- スプレッドが広い
エキゾチック通貨ペア
エキゾチック通貨ペアは、ブラジル、メキシコ、またはハンガリーなどの新興経済国の通貨と主要通貨の一つとの組み合わせです。エキゾチック通貨ペアは、買い手や売り手の数が少なく、あまり頻繁に取引されていないため、流動性が低く売買しにくいというリスクが高めの通貨ペアです。主要通貨ペアに比べて「ビッド・アスク・スプレッド」がより広く、エキゾチック通貨ペアを取引する際の費用が高くなる可能性があるので、十分に注意してください。
なお、「ビッド・アスク・スプレッド」とはビッド(売値)とオファー / アスク(買値)の差のことをいいます。
これについては、中級者レベルのレッスン(9)ビッド(売値)とアスク(買値)で学んでいきます。
FX初心者にオススメの通貨ペア&オススメできない通貨ペア
【 株式会社ミンカブ・ジ・インフォノイド 】
■ みんなの株式 ネット証券比較プロデューサー
- 20代で「投資で飯を食べていこう!」と決断し同社に転職。「(自分のためにも)勝てる情報・勝てるツール・勝てるサービス」を探し、日々ネット証券やFX会社のサービスを調査。投資全般のマニアックな分析が好きなオタク系トレーダー。
( 個人的にいま好きな会社 )
みんなのFX:「サービスレベルで他社に負けない!」と言う気持ちがビシビシ伝わって来ます(^O^)
- □ 著者: 瓜生勝
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【全部わかる】通貨ペアの基本や特徴、選択方法をまとめてみた
攻略テクニック
私としてもいつでも勝てる魔法の通貨ペアをお教えしたい気持ちはあるのですが、通貨の価格は 買いたい人・売りたい人のバランスの変化で変わってくる ので、一概に勝ちやすい通貨はコレ!と提案するのは難しいです💦
ただ、時間帯や通貨ごとの特徴といった 予め予測できる要因でも価格の変動に影響を与える ので、私達トレーダーが通貨ペア選びの前に備えられることももちろんあります^^
仮に予め価格変動に影響する要因を知っていれば、相場の方向性を読み取ることも容易になり、結果として 勝ちやすい通貨ペアが選びやすくなる はずですよね?😊
そういった 知っているだけで優位性が持てる情報 をキチンと把握していればその時の勝ちやすい通貨を見つけることができますし、勝ちを拾いやすい環境でトレードしていくことも可能です🎶
この記事ではそんな知っておくだけで通貨選びの確度を高められる情報をご紹介していきますよ〜(゚∀゚)!
通貨ペアの基本!主要通貨の特徴を把握しよう!
ご存知の通り、通貨とは各国のお金・貨幣のことを表し、日本なら円、アメリカなら米ドルといったものが当てはまります💡
一口に通貨と言っても信用が厚くリスクオフとして買われることの多い日本円や、値動きが激しく投機の対象にされやすいポンドなど、通貨による特徴は様々です💡
日本円を例にしてみても、世界情勢が不安定になって自分の資本をどこか安全な国に置いておこうとトレーダーたちが考える事態に陥った時、「とりあえず安全だから」と有事の円買いが行われることもしばしば。
このような 通貨独自の特徴で相場の動きに違いが出る ことを知っておけばリスクの高い通貨ペアを選択する確率が下がるので、結果的に勝ちやすい通貨ペア選びができるようになってきます😳
通貨の特徴を知ることは勝ちやすい通貨ペアを見つけることに繋がっていく ので、通貨の特徴を把握しておくこともとっても大切💡
全ての通貨の特徴を見るのは骨が折れるので、今回は相場に影響を与えやい主要通貨(①日本円=JPY、②米ドル=USD、③ユーロ=EUR、④ポンド=GBP、⑤豪ドル=AUD)の特徴やポイントをご紹介していきます😊
①日本円(JPY)は安定感抜群。でも貿易国の景気などにも影響される
日本円は米ドル、ユーロに次いで取引量が第三位で、日本は輸出業が盛んなことから原材料価格の高騰や貿易相手国の景気など、 経済の動向に左右されやすい です😊
そして自国通貨ともあってニュースで様々な情報を得ることができるので、他国に住んでいるトレーダーと比べると 日本円の情報に対してかなり優位性を持って戦える でしょう🎶
また超低金利通貨としても日本円は有名であり、金利が低い日本でお金を借りて高金利通貨で投資を行う「 円キャリートレード 」が多いことも取引量が多くなる要因の一つですね^^
世界全体で使用されているため 通貨の価格が比較的安定であり、突発的な値動きが少ないことが特徴 なんです😆
こうした特徴から相場の方向性が読みやすく、特に取引量の多い米ドルと日本円の売買が行われるドル円(USD/JPY)は初心者向けと言われています💡
- 日本円は自国通貨で情報を得やすい為、他国のトレーダーと比べて有利に戦える
- 世界全体で使用されていることから流動性が高く、その結果突発的な値動きをしにくい
- 取引量の多いドル/円(米ドル/日本円)は相場が安定しているので初心者向き
②米ドル(USD)はアメリカの金利政策に影響されやすい
世界最大の経済大国でもあるアメリカの通貨で、国際金融取引の基準として採用されていることから 『世界の基軸通貨』 と呼ばれています😊
雇用統計は毎月の第一金曜日に発表される ことが決まっているので覚えやすいですし、経済指標カレンダーを常に確認するように癖付けておけば他国の経済状況も把握できトレードを有利に進められるでしょう😊
そしてもう一つは有事の時。
基軸通貨である米ドルが買われやすいことは確かですが、 ドル/円の通貨ペアに関してはドル売りの傾向になる ことは頭に入れておきましょう💡
- 米ドルは取引量No.1の通貨なので流動性が高く価格も安定しやすい
- 注目度の高いアメリカの経済指標発表前後は相場が荒れやすい
- 有事の際は米ドルが買わられる傾向にあるが、米ドル/円だけはドル売り傾向にある
③ユーロ(EUR)は加盟国の経済状況に影響されやすい
また、 変動幅も主要通貨と比べて大きくなりやすいのも特徴 です💡
通貨の価格は国の経済状況や信用も反映されるとお伝えしましたが、ユーロの場合19カ国も加盟国がいるので全ての経済状況を把握するのは難しいです💦
加盟国の中でも経済規模の大きい国(ドイツやフランス、スペインなど)だけでも確認しておくと、ある程度把握することができるでしょう😊
ただ 経済が不安定な国がユーロ内にあると敬遠されることも珍しくない 為、経済規模の大きい国に加えて不安定な経済状況の加盟国もチェックしておくと良いですね🎶
- ユーロは取引量No.2ではあるが、加盟国が複数あるので安定しにくい
- 経済による影響を受けやすく、変動幅も上振れ・下振れする傾向にある 初心者が取引しやすい通貨ペアは
- 経済規模の大きい国と経済状況が悪い加盟国の情勢をチェックしておくと相場の方向性が読み取りやすい
④ポンド(GBP)は主要通貨の中でトップの値動きの荒さが特徴
ポンドも米ドル・ユーロ・日本円といった主要通貨と同様に取引量が多いですが、今までの通貨と比べて 最も値動きが激しいことが特徴 です😊
しかしながら価格が動いている時はその方向に進みやすい特徴もあるため、 バイナリーオプションでは相場の流れに沿った連続トレードが狙いやすいというメリットもあったりします 🍀
一言でポンドを言い表すなら「長期的な目線で相場を捉えることは難しいが、一方向に価格が伸びやすいので短期的なトレードは狙いやすい通貨」
- イギリス…ヨーロッパ圏の国ではあるが、通貨はポンドを使用している
- その他のEU加盟国…通貨はユーロを使用している
さらにポンドはユーロと同じような値動きを見せることも多く、ユーロ関連とポンド関連の複数の通貨をチェックしておくことで信頼性の高いトレードも可能になります🎶
ただ市場規模ではポンドの方がユーロよりも小さいので、「 ポンドの値動きがユーロに影響を与えることは少ないが、ユーロはポンドに影響を与えやすい 」という関係性はキッチリ覚えておきましょう💡
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