一目均衡表の 好転
【トレンド変換が一発でわかる!】一目均衡表の三役好転・三役逆転とは?
一目均衡表の 好転 【トレンド変換が一発でわかる!】一目均衡表の三役好転・三役逆転とは?
ドル円の大きな上昇トレンドが始まってもう数ヶ月経ちますね~。
トレンドって相場全体の2~3割と言われていますが、一旦始まったトレンドはなかなか終わらないものです。
せっかくコツコツと利益を積み重ねても、この大きなトレンドに逆らうポジションを持ってしまったら大変!
そんな時、トレンドの方向を見極める上で役に立つ一目均衡表の使い方をご紹介します!
一目均衡表とは?
三役好転で上昇トレンドへ!
三役好転の条件とは、
①転換線が基準線より上にある。
②遅行スパンがロウソク足より上にある。
③価格(ローソク足)が雲より上にある。
三役逆転で下降トレンド)へ!
三役逆転の条件は、
①転換線が基準線より下にある。
②遅行スパンがロウソク足より下にある。
③価格(ローソク足)が雲より下にある。
一目均衡表で三役好転での買いポイント
下記チャートの例で解説すると①で基準線を割り込んで下落すると、反発しても基準線で頭を数回抑えられ下落に転じていく。その後さらに下落すると、今度は転換線に頭を抑えられる形となり下落が継続し、26本前の遅行線もローソク足よりも下で推移しており明らかに弱い相場となる。
基準線への数回のチャレンジでようやく基準線を突破しつつも、今度は抵抗帯(雲)に抑えられ再び下落しましたが、直近安値を割ることなく再度、ローソク足が転換線と基準線を抜き去り、ここで転換線が基準線を上回り条件の1つをクリアーしました。
その後、基準線も上昇に転じ、そのまま厚い抵抗帯を一気に駆け抜け遅行線も26本前のローソク足を上回り三役好転となりました↓
ことあとは押し目を付け持ち合ったものの抵抗帯によりサポートされ3段上げとなりました。このチャートから分かるように 均衡表では天底では転換することはなく、ある程度の時間が経過したあとである ことが分かります。
つまり相場での格言であるように「天井で売らず、底で買わず」と一致します。なお、今回は買いポイントを例に解説しましたが売りの場合は、これらの逆になります。
さらに三役好転後は、 基準線が押し目や戻りの限界を示し、相場が加速した場合には転換線が押し目や戻りの限界 になります。
一目均衡表は日本発祥の手法として世界でichimokuと呼ばれているチャートです 解説はMT4で行いますが、MT4の一目均衡表は間違っているので修正が必要です 他の証券会社ツールでは間違っていませんので、そのままで大丈夫で.
【TradingView】三役好転・三役逆転シグナルを表示する一目均衡表インジケーター
Ichimoku cloud IC 一目均衡表の 好転 is a trend - following system with an indicator similar to moving averages It predicts price movements Offers a unique perspective of support and resistance levels. Conversion Line (Turning Line) - Measures Short Term Trend - SIgnals an area of minor support and resistance Base Line (Confirmation Line) Measures Medium term trend Used as Trailing Stop Level.
三役好転・三役逆転とは?
- 転換線が基準線を上回る 一目均衡表の 好転
- 遅行スパンが現在の価格を上回る
- 現在の価格が雲を上抜ける
- 転換線が基準線を下回る
- 遅行スパンが現在の価格を下回る
- 現在の価格が雲を下抜ける
インジケーター検索画面で、"Ichimoku Cloud - Alerts"と検索してください。
Ichi Buy〜Cloud Sellがチャートに表示されるシグナルを表していますが、これらはそれぞれ以下の条件で表示されます。
・Ichi Buy -> 三役好転が発生した時のシグナル
・Ichi Sell 一目均衡表の 好転 -> 三役逆転が発生した時のシグナル
・Cloud Buy ->価格が雲を上抜けた時のシグナル
・Cloud Sell ->価格が雲を下抜けた時のシグナル
インジケーター設定後のサンプルチャート
Ichimoku Cloud - Alerts - Indicator by pune3tghai
Ichimoku cloud IC is a trend - following system with an indicator similar to moving averages It predicts price movements Offers a unique perspective of support and resistance levels. Conversion Line (Turning Line) - Measures Short Term Trend - SIgnals an area of minor support and resistance Base Line (Confirmation Line) Measures Medium term trend Used as Trailing Stop Level.
一目均衡表は世界が認めた日本発の分析手法。
いつ、いくらで取引すればいいかがわかる!?
「一目均衡表(いちもくきんこうひょう)」 は、都新聞(現在の東京新聞)の記者で株式評論家だった細田悟一氏が考案した、日本を代表するテクニカル指標です。「新東転換線」という名前で発表されましたが、のちに細田氏が評論活動で「一目山人(いちもくさんじん)」というペンネームを使っていたことから、「一目均衡表」として世に知られるようになりました。今では「Ichimoku Kinko Hyo」として、海外の投資家にも愛用されています。
一般的なテクニカル指標と違う大きな特徴は、一目均衡表は相場における「時間」をもっとも大切にしているという点です。価格は需給やニュースなどのたくさんの材料で動きますが、価格が変われば材料の影響力も変わってきますし、材料がどのぐらいの値幅を形成するかを予測することは困難です。
でも、時間は1分なら1分、1日なら1日で絶対に変わりません。一目均衡表はそこに重点を置いて、いつ、いくらになれば売ったり買ったりすればいいかを、明確に教えてくれるものとして考案されたと伝わっています。
一目均衡表を構成する5つの要素
一目均衡表は、ローソク足のチャート上に「転換線」「基準線」「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン」の5つの線を描写して、それぞれの関係や価格との位置から相場を分析するのが、もっともオーソドックスな手法です。
【一目均衡表の構成する5つの要素】
一目均衡表を構成する要素の中で、重要度が高いと言われているのが基準線です。当日を含めた過去26日間の値幅の中間値で、その名のとおり、相場そのものの基準値と位置づけられます。
もっとも単純な使い方に、価格との位置関係を見る方法があります。価格が基準線の上で推移していれば今の相場は強く、価格が基準線の下で推移していれば今の相場は弱いと捉えます。
転換線と基準線の位置関係
転換線が基準線を上回って推移していれば強い相場、転換線が基準線を下回って推移していれば弱い相場と捉えます。転換線が基準線を下から上に突き抜けることを「好転」、上から下に突き抜けることを「逆転」と呼んで、好転や逆転が発生したポイントを売買シグナルに用いる方法が知られています。転換線が基準線を下から上に抜けたら買う、上から下に抜けたら売るというやり方です。
雲の厚みや価格との位置関係
先行スパン1と先行スパン2の価格差を視覚的にわかりやすく表した雲の部分も、相場の状況を判断する材料になります。先行スパン同士の位置関係は、過去の価格の動きに応じて上下が入れ替わります。基本的には、相場が上昇トレンドのときは「先行スパン1>先行スパン2」、相場が下降トレンドのときは「先行スパン1<先行スパン2」となりますが、この位置関係はあまり重視されません。大事なのは、価格との位置関係や雲の厚みです。
※先行スパン1と先行スパン2のみを表示
※チャートの右側部分を省略しているため、当日を含む26日先までの雲の推移は表示せず
(出所:サクソバンク証券)
基本は、価格が雲の上で推移していれば強い相場、雲の下で推移していれば弱い相場と捉えます。
また、雲の厚みは抵抗の強さを表していて、雲が厚ければ厚いほど、価格が雲の中を通り抜けにくく、サポートやレジスタンスとして機能することが多いと考えられています。先行スパン1と先行スパン2が交わって、雲の厚みがなくなっているポイントは「ねじれ」と呼びます。
そして、価格が雲を下から上へ抜けた「好転」、上から下へ抜けた「逆転」は、雲が厚いほど相場に強いパワーがあった証となり、有効な売買シグナルとして活用できます。雲は価格に対してだけではなく、遅行スパンに対してもサポートやレジスタンスの役割を果たすと言われています。
遅行スパン
遅行スパンの算出に使われる26という期間は、一目均衡表の時間論で用いられる「基本数値」という概念の中に含まれる数の1つです。基準線の算出期間も26ですし、転換線の9も基本数値の1つです。先行スパン2の算出に適用される52は、26の倍数です。一目均衡表の多くが、基本数値をベースに考えられています。そして、一目山人は遅行スパンを、非常に重要な線と位置づけています。
基本的には、遅行スパンがローソク足の上で推移していれば相場が強く、ローソク足の下で推移していれば相場が弱いと捉えます。遅行スパンがローソク足を下から上に突き抜けたら「好転」で買い、上から下に突き抜けたら「逆転」で売りと、売買シグナルとしても活用されます。
三役好転・三役逆転
一目均衡表には、「転換線と基準線の位置関係」、「雲と価格の位置関係」、「遅行スパンと価格の位置関係」のそれぞれに、好転と逆転の売買シグナルが存在します。個別の好転と逆転も、売買シグナルとして機能しますが、すべてが好転していて相場が非常に強い状態の「三役好転」、すべてが逆転していて相場が非常に弱い状態の「三役逆転」を、特に有効性の高いサインとしてトレードに用います。
一目均衡表で勝てるのか?最適な使い方をバックテストで徹底検証
一目均衡表
- 一目均衡表を使ったトレードの勝率
- 最適なエントリーシグナルの組み合わせ
一目均衡表の使い方とその課題
エントリーシグナルのレパートリー
①:転換線が基準線を上抜けたとき
Copyright 2000-2021, MetaQuotes Ltd.
②:遅行スパンがローソク足を上抜けたとき
Copyright 2000-2021, MetaQuotes Ltd.
③:ローソク足が雲を上抜けたとき
Copyright 2000-2021, MetaQuotes Ltd.
結局どうすればいいのか?
多くの解説サイトでは、 三役好転を推奨する以上にこれらのエントリーシグナルをどう組み合わせて使うのが良いかに関しての議論はほとんどない 印象です。
エントリーに関して
- 1つだけ使用する:①、②、③
- 2つ使用する:①②、①③、②③
- 3つ使用する(三役好転):①②③
手仕舞いに関して
その他補足
通貨ペア | USD/JPY |
スプレッド | 0.3pips(0.3銭) |
検証期間 | 2013/1/1 ~ 2021/12/31 |
ポジション | 0.1Lot(10000通貨) |
資産 | 100万円 |
転換線期間 | 9 |
基準線期間 | 26 |
先行スパン期間 | 52 |
- ①:転換線が基準線より上にあるとき
- ②:遅行スパンがローソク足の上にあるとき
- ③:ローソク足が雲を上にあるとき
15分足 | 1時間足 | 4時間足 | |
① | 0.98(11228) | 1.13(2627) | 0.99(645) |
② | 0.95(20834) | 1.一目均衡表の 好転 12(4778) | 1.08(1155) |
③ | 0.99(12028) | 1.11(2778) | 0.87(765) |
①② | 0.96(15484) | 1.14(3579) | 1.04(874) | 一目均衡表の 好転
①③ | 0.98(10893) | 1.14(2586) | 一目均衡表の 好転0.93(684) |
②③ | 0.97(14876) | 1.14(3444) | 0.97(901) |
①②③ | 0.98(12130) | 1.16 (2851) | 0.93(758) |
さて肝心の結果ですが、 15分足でのスキャルピングと4時間足でのスイングトレードでは概ね期待値はマイナス です。つまりこれらの時間足で一目均衡表を使っても基本は負け戦 ということになります。
一方の 1時間足では期待値は常にプラスとなり、中でもエントリーシグナル①②③を使った所謂「三役好転」がベストな戦略 という結果となりました。さすがです。
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