スリッページは詐欺ですか?
みんなのFXをはじめとした相対FX業者は、レートを顧客に提示しその値で売買をしてくれます。
但し、このレートは必ずしも、1pipsずつ動くものではありません。
相場急変時には、ご質問の通り131.800円⇒132.012円のように一気に飛ぶこともあります。
この時、間に逆指値注文を入れていた場合、レートが飛んだ後の最初の値で約定します。
というより、逆指値の値で約定するのは、逆指値執行条件を満たした最初のレートが(たまたま)逆指値注文と同値になった場合だけです。
つまり逆指値同値で約定することのほうが珍しいくらいで、ほとんどの場合、スリッページは多かれ少なかれ発生するものと認識したほうがいいです。
では指値注文はというと、こちらはレート通り約定することがほとんどです。
理由は以前も同様の質問に回答しましたので参考URL参照ください。
なお参考URLへも記載の通り、くりっく365であれば、スリッページは発生します。
これはマーケットメイク方式という特別な方式で注文が取り次がれているためです。
公正さを重視したいのであれば、相対業者ではなく、くりっく365等をおすすめします。
(但し、手数料とスプレッドが若干高めですし、相場急変時もスプレッドがかなり拡大するなど、くりっく365にもデメリットがある点をご認識ください。)
最後に、
No.5の方の回答は誤りです。
>相場急変時のスリッページを禁止するのは酷。FX業者はインターバンク市場への注文を取り次いでいるだけが基本。
⇒注文を取り次いでいるだけではなく、FX業者自身が取引相手となるのが相対取引です。
取り次いでいるだけならそもそも指値でスリッページが発生するはずです。しかしそれでは業者のうまみがないため手数料無料にはできませんが。
>スリッページを禁止するならば、インターバンク市場との取次ぎという仕組みを放棄することになるが、これはFXの健全性を損なう。スリッページが絶対に無いというのは、業者が上のような処理を行わずに為替リスクを引き受けているのだから今度は健全性が疑われる。
⇒業者が仰るような処理を行わずに為替リスクを引き受けているのが実態です。(単にこう書くと業者が慈善事業をやってくれてるように誤解されるかもしれませんが、単に利ざやを稼ぎたくて注文数量を調節しているだけですので念のため。)但し全てのリスクを引き受けることはできませんので、カバー取引先(インターバンク等)に必要分のヘッジ取引を行っています。
この取引は、業者とカバー先間の取引です。顧客とは一切関係のない取引です。
不確実なレスはやめてくささい。
FXのスリッページとは何?【発生する仕組みや防ぐ方法を解説】
指値注文の仕組み
と思うかもしれませんが、逆指値注文は細かくいうと「 設定価格になったことをきっかけに発注される成行注文 」というシステムなんです。
逆指値注文の仕組み
スリッページが発生しやすいとき
流動性が低い時間帯のFX取引
FXの流動性
というわけで、流動性が低くなるほど「 思惑どおりの売買が成立しない ≒ スリッページが発生しやすい 」ということを認識しておきましょう。
スリッページを回避したいのなら、 流動性が高い時間帯でのFX取引 が無難ですね。
- 9:00(東京市場が開く時刻)
- 17:00(ロンドン市場が開く時刻)
- 22:00(ニューヨーク市場が開く時刻)
流動性が低い通貨ペアでのFX取引
日本円の絡む通貨ペアでもっとも流動性が高いのは「 米ドル/日本円 」です。
通貨ペアごとの流動性の判断基準は、 よく聞くメジャーな通貨ほど流動性が高い という認識でOKだと思います。
経済指標の発表直後
週末リスクでレートが乖離したとき
つまり、 土曜日と日曜日のおよそ2日間は空白期間 になります。
もしその2日間で世界経済に大きな出来事があると、 金曜日の 終値 おわりね と月曜の 始値 はじめね がレートが乖離 してしまうリスクがあります。
これを「 週末リスク 」と言います。
週末リスクによるレートの乖離
FXのスリッページとは? | すべる約定への対策法3つ
マネパには、代表の奥山をはじめ、投資家やディーラーとして、自分で注文をだしていた経験のある人間が多数います。
「自分が買いたい、と思った価格と違う価格で勝手に買われたら嫌だよね」
「なぜ違うレートになるのかわからないと、信用できない」
そういう経験からくる、絶対的な想いで、注文を100%スリッページさせないで受けられる環境を、システム面からも、注文をうける体制からも、とても大事にしてきました。
(マネーパートナーズHP)
カバー先の多いFX会社を利用する
どのFX会社にもカバー先がありますが、カバー先が多いほどスリッページが起こりにくいと言われています。
FX業者のカバーとは
FX業者のカバーはカバー取引とも言いますが、 FX業者が金融各機関と取引すること を指しています。(取引先に当たる金融機関を一般的に、カバー先と呼びます。)
まず、インターバンク市場(銀行や証券会社が取引している市場のこと)でリアルタイムで取引されている為替レートを受け取るためです。そのレートをもとに自社顧客に対し為替レートを提示します。
- 売り99.FXのスリッページとは何ですか? 999円/買い100.002円
FX業者がカバー先と提携している別の理由ですが、FX業者は顧客の注文に基づいてカバー先に為替売買注文を行います。基本的にはマリー取引で注文を相殺しますが、相殺できなかった分は穴埋めのためにカバー取引を行うと考えてください。
カバー先はFXトレーダーの取引コストに影響する
実は、 利用するFX会社のカバー先提携数はFXトレーダーの取引コストに影響する のです。
- カバー先A⇒ドル円レート100.000円
- カバー先B⇒ドル円レート100.001円
- カバー先C⇒ドル円レート99.999円
顧客主義ならば他社よりもさらに有利なレート提示を行うかもしれませんし、逆に、有利な為替レートを受け取っても +αを多めに乗せて自社利益主義に走ることも可能 です。
カバー先が違うFX各社の提示レートは微妙に違う
本当だと思います。なぜなら、同じ通貨ペアでも FX会社によって提示レートが微妙に異なる からです。
同じドル円1分足チャートでなぜ違いがあるのか? それはカバー先が違いますし、カバー先から受け取ったドル円レートに上乗せする+αも違うからです。
「+α」の部分はFX会社を信頼するしかありません。しかし、カバー先の提携数は私たちも確認できますから、可能な限り 提携数が多いFX会社を利用するほうが良い でしょう。
カバー先の多いおすすめFX会社
セントラル短資FX(23社)
セントラル短資FXは提携数23社とカバー先が多いFX会社です。(2020年時点のデータ)
- 株式会社みずほ銀行
- 株式会社三井住友銀行
- 株式会社三菱UFJ銀行
- ノムラ・インターナショナルPLC
- Australia and New Zealand Banking Group Limited
- バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ FXのスリッページとは何ですか?
- バークレイズ銀行
- ビー・エヌ・ピー パリバ
- シティバンク、エヌ・エイ
- スタンダードチャータードバンク
- COMMERZBANK AG
- クレディ・スイス銀行
- ドイツ銀行
- 香港上海銀行 FXのスリッページとは何ですか?
- JPモルガン・チェース銀行
- ロイヤル・バンク・オブ・カナダ
- ナットウエスト・マーケッツ・ピーエルシー
- ソシエテジェネラル銀行 (銀行業:AMF[フランス金融市場庁])
- ステート・ストリート銀行
- UBS銀行 (銀行業:FINMA[連邦金融市場監督機構](スイス))
- ゴールドマン・サックス・インターナショナル
- モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・ピーエルシー FXのスリッページとは何ですか?
- SBIリクイディティ・マーケット株式会社
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ヒロセ通商(23社)
ヒロセ通商はセントラル短資FXと同じく、23社の提携数です。(2020年時点のデータ)
- OCBC証券
- サクソ銀行
- UBS銀行
- バークレイズ銀行
- ドイツ銀行
- シティバンク、エヌ・エイ
- ノムラ・インターナショナルPLC
- クレディ・スイス銀行
- セントラル短資FX株式会社
- コメルツ銀行
- モルガン・スタンレー・アンド・カンパニー・インターナショナル・PLC
- ゴールドマン・サックス・インターナショナル
- 香港上海銀行
- ワイジェイFX株式会社
- JPモルガン・チェース銀行 FXのスリッページとは何ですか?
- ビー・エヌ・ピー・パリバ銀行
- バンク・オブ・アメリカ・エヌ・エイ
- 株式会社三菱UFJ銀行
- ナットウエスト・マーケッツ・ピーエルシー
- オーストラリア・アンド・ニュージーランド・バンキング・グループ・リミテッド
- ステート・ストリート銀行
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